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チリの世界遺産⑥カパック・ニャン (アンデス道路網)

南米チリ最新の世界遺産は2014年に登録された「カパック・ニャン(アンデス道路網)」です。(2018年7月現在)
スペイン語では「El Qhapaq Ñan (Camino Principal Andino)」。
実はこの世界遺産、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンの6か国にまたがる世界遺産なんです。

この世界遺産は何かというと、その名の通り『道』!
インカ帝国よりもさらに前…時は2000年以上も前のプレ・インカ時代に建設されたもので、全長23,000km以上!!
道路上には様々な儀式、行政、生産施設が結びついています。

12世紀ごろに設立されたといわれるインカ帝国時代、この道は政治経済力のバックボーンとしてアンデス山脈と太平洋沿岸に沿いながら大規模なネットワークを生み出し、インカ帝国を物理的かつ組織的に統一するための重要な手段として使われました。
主に使用していた人々は品物や伝言を送り届けるメッセンジャー、軍隊、リャマ飼いや移動商人など。
この時代には道路は拡大され全長30,000km以上までにもなったそうです。

チリのカパック・ニャンは、世界で最も乾燥しているアタカマ砂漠を中心に位置しています。
現在のチリの北部にあるアタカマ砂漠は、銅を中心とした鉱物資源がとれることで大変有名な地域。
インカ帝国はこの道を鉱物資源の獲得のために利用し、帝国の力の拡大しようとしました。

といっても極度の乾燥と高地の過酷な環境であるアタカマ砂漠のカパック・ニャンを通り抜けるのは、至難の業。
そのため、原住民族のアイマラ族(aymaras)やアタカメーニョ族(atacameños)、コリャ族(collas)、ディアギタ族(diaguitas)と交流をとりながら、生き延びる知恵や生活のノウハウを学びながら、カパック・ニャンを利用し勢力を伸ばしていったのです。

ちょっと話からは外れますが、カパック・ニャンのあるアタカマ砂漠がどんな光景かぜひ以下の動画を見てイメージを膨らませてみてください♪

ちなみにここに登場しているのは、アイマラ族ですよ!

プレ・インカのアンデス文明時代から始まる人が作り上げた長い長い道のり…
想像を含まらせながらぜひこの地域を訪れてみてはいかが?!
日本にはない光景と雰囲気があなたを待っています!